天空酒会終了

酒道には酒事と酒会があります。
酒事は日本酒を通して自分と向き合う極めて内向的な行為ですが
酒会は環境、人とのペアリングを基本軸にテーマに沿って日本酒を幅広く嗜み楽しむ会として開催しています。

今回も大名古屋ビルヂングの5階、スカイガーデンにてリーデルの純米グラスで楽しむ天空酒会Vol.2を開催しました。
前回は三重県より作の醸造元、清水清三郎商店さんと山梨県、七賢醸造元、山梨銘醸さんのラインナップで開催しましたが
今回は新潟県より、越乃寒梅醸造元石本酒造さんと、久保田醸造朝日酒造さんで行いました。

どちらも昭和の日本酒業界を牽引してきたスター蔵で、50歳以上の日本酒好きでは知らない人はいないくらい有名な銘醸蔵ですね。
しかしながら若年層であり、現在の日本酒ブームに限っては知らない人も多いのかもしれません。
今では新政、作、仙禽、十四代、獺祭・・・などの方が認知されているかもですね。

しかしながら、この2つの蔵は対照的ですが進化をずっと続けてきました。
越乃寒梅も久保田もたくさん種類はあるけど、全部同じ味わいのイメージかなっていう人が多いのではないでしょうか?
越乃寒梅は淡麗と言われながらも、本質は米の旨みを全面に生かした酒質であり、
その技術と特徴を活かし、ラベルイメージを一新して新商品を続々と打ち出してます。
ただ新商品ということではなく、自社の特徴を活かしながら新しい酒質に挑戦する姿がかっこいい今後さらに注目の蔵ですね

そして久保田、こちらも淡麗なイメージがありますね
そして久保田というブランドもラベルがすぐに思いつくイメージですかね!
こちらもまた、自社酵母の開発などを経て香り、旨味、深みある味わいのタイプを生み出して生きています。
今までの味わいは現代に合わせて同じ銘柄でも少し甘みを出してきていたり
時代によって変化を遂げてきてます

特にスノーピークとのコラボでは、アウトドア、キャンプで日本酒のイメージを打ち出しており
デザインも一層しており、今後の朝日酒造にめちゃくちゃ注目しております。

そんな新潟に2大蔵とこうやってイベントを開催することが出来て大変光栄でした!
蔵人の皆様、この場を借りて心から感謝いたします。

また2日間で約300名ほどの方にご来場いただき
その中にはビギナーの皆様も多く、この会のために愛知県を含め関東や関西からご来場いただきました
皆様にも心から感謝しております。

少しでも日本酒を通して笑顔が生まれたり、生きる上で自信につながったり、
そんな環境をつくれるように今後も活動していきたいと思ってます! 今後もよろしくお願いします!