ファントムチームAチーム「製麹」を行いました。
ファントムプロジェクトはこちらをご覧ください 前回にも書きましたが、
日本酒を造る上でアルコール発酵させることに欠かせない米を糖に変えるための米麹造り「製麹(せいきく)」と呼ばれる工程があります。

これを細かくわけると、
床もみ、盛りなど様々な工程があるのですが
最後の大仕事が「出麹」ですね。








ゲタをかましてゴアテックス、通気口開けて室温上げて乾かし中です。





夜間の中間報告で

仕舞の厚さ4cmでやってみましたが、室温40℃越えでも上がらないので、厚さ5cmにして室温設定max、ゲタの高さを低くして温度優先で行っています、とのこと。

思ったより室温+厚さ+ダクト+水分のバランスが難しく苦戦してしまってますが、夜間も引き続き注意する

と、かなり緊迫した様子でした。とても重要なパーツだけに緊張感がマックスになりました。



夜中1時に43度、出麹は留13時、モト・添仲15時予定とのこと
夜中に一度手入れして1cm厚さを厚くしたら、急激に温度が47℃まで上がりました🙇‍♀

すぐに2回目の手入れで対処して、温度を下げて、 いまは44〜45℃で安定した、、、

本当に少しの工夫や環境によって1度未満の誤差に右往左往。普段の酒造りとか環境も風土も違い、しかしそれは皆同じである

まさに全てが技術向上要素であり、私にとってはワクワクしか出ない。このまま乾かしていってもらってます。

ドキドキがとまらないですね。